Walkingのページ(2023-1)  

日付   写真

2023.5.24


傘寿まで(春秋各一回)都内散策会を開催することになり、 

第2回都内散策会を2023年5月24日(水)に開催しました。 

目黒駅から東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)まで散策しました。開催中の「邸宅の記憶」展を中心に見学しました。 

第2回散策会・・コース・・目黒駅→全家福(昼食)→目黒駅→都立庭園美術館(鳩彦王)→目黒駅→居酒屋「蔵」

参加者:青木、泉原、伊藤、小川、片柳、鎌田、近藤、津下、南雲、萩野、山本 11名 

   

  2023.6.1 内容を少し入れ替えました。

■東京庭園美術館・・旧朝香宮邸。明治天皇の第8皇女允子(のぶこ)内親王(1891-1933)の嫁ぎ先が朝香宮鳩彦王(やすひこおう 1887-1981)。

鳩彦王はパリ留学(1922-25  1925 パリ万国博覧会(アール・デコ博))でアールデコに造詣。朝香宮邸建設にあたり、

館をアールデコ・スタイルとした。1933年竣工。允子(のぶこ)内親王は半年後に死亡。

1947年-1954年、吉田茂が、外相・首相公邸 として使用。

1955年 国賓、公賓をもてなすための迎賓館として使用(赤坂迎賓館開館まで)

1983年 東京都庭園美術館として開館。

1993年 本館(旧朝香宮邸)が東京都指定有形文化財に指定される。 

 

朝香宮鳩彦王(やすひこおう 1887-1981)自身は戦後は皇室を離脱しゴルフに傾注。

東京ゴルフ倶楽部のゴルフ場が駒沢から埼玉県膝折村に移転した際には朝香宮に因んで朝霞町(現 朝霞市)と改名された。 

 

庭園美術館(旧朝香宮邸・東側)をバックに

上の写真は鎌田さんが撮影 

下の写真は近藤さんが撮影 

 

 

 

 左は新館、右側(本館-旧朝香宮邸・南側)の3階はウィンターガーデン(サンルーム) 

 

庭園美術館(旧朝香宮邸)の南側    

 

 

 

 

 

 

玄関 

庭園美術館(旧朝香宮邸) 正面玄関   

 

 1階 大広間(右側)と大客室(奥)をつなぐ次室(つぎのま) に置かれた「香水塔(室内用噴水器)」

アンリー・ラパンによる デザイン 

セーブル製陶所で 製作

 1階 小袖ー紅縮緬地(べにちりめんじ)菊尾長鳥の丸文様刺繍

朝香宮允子(のぶこ)妃 着用

 

 

朝香宮家家系図・・朝香宮家(あさかのみやけ)は、

久邇宮朝彦親王(くにのみや あさひこしんのう)の第8王子・鳩彦王(やすひこおう:1887-1981)が

1906年(明治39年)に創立。 

朝香宮鳩彦(やすひこ:1887-1981)王 允子(のぶこ:1891-1933)内親王 婚姻は1910。

第一王女・・紀久子女王 (きくこ:鍋島直泰伯爵夫人:1910-1981)       

 第一王子・・孚彦(たかひこ:1912-1994)

第二王子・・正彦王(ただひこ:1914-1944 戦死)            

 第二王女・・湛子女王(きよこ:大給(おぎゅう)義龍伯爵夫人:1919-2019 

著書に「宮家の素顔(2009」PHP ) 

                   

 

 釉下彩(ゆうかさい)藤花文大花瓶   セーヴル製陶所

朝香宮夫妻がフランス滞在時、フランス大統領から贈られた花瓶。
 

 

  

 サイドボード       

 大食堂ールネ・ラリックのシャンデリア、アンリ・ラパンの壁画レリーフ

 

  

 

 

 留袖 黒綸子地(くろりんずぢ)檜扇(ひおうぎ)に花文様 朝香宮允子妃着用

書斎
 

 2014年openの新館・・本館からの連絡通路

 

 

 右・・・小袿(こうちき)-葡萄地(ぶどうじ)小葵菱地(こあおいりょうじ)尾長鳥(おながどりの)花文縫取(ぬいとり)二十織(にじゅうおり)

左・・・振袖ー萌黄(もえぎ)紋緬地(もん(ちり)めんぢ)破立桶鶴(はだちおけづる)に桜牡丹紅葉の折枝文様

 


ボンボニエール(Bon bonnière Bonbon(ボンボン:砂糖菓子)を入れる容器)の数々

ワードローブ(衣類収納家具)

 

 

  

 

 

 

 

ランチは目黒駅から権之助坂の中腹、全家福(ぜんかふ)へ

 

 打ち上げは目黒駅前の居酒屋「蔵」で

 

 

 


   

 

 

 

親睦のページに戻る。